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2023.10.7

野球肩って？

ボールを投げる動作に伴って肩関節周辺に発生する痛みの総称です。

投球障害肩とも言われます。

野球肩の種類

①インピンジメント症候群

⇒肩を使うたびに、骨が筋肉や靭帯に衝突して、炎症や損傷を起こす症状です。

野球以外にもテニスやバレーなど、肩よりも腕を高く上げる動作が繰り返されることで発症しやすいです。

肩を上げる時に、70°～120°の角度で痛みや引っ掛かりを感じ、それ以上、腕を上げられなくなるのが特徴です。

また、野球肩の原因で最も多い原因です。

②上腕骨骨端線離開

⇒成長期の選手に多発する投球障害のため、リトルリーグショルダーとも呼ばれます。

子どもの骨の端には骨を形成する細胞が密集しており、成長線と成長軟骨があります。

成長期の骨は大人に比べて強度が低いため、オーバーユースにより上腕骨の成長線に離開が生じます。

投球直後の鋭い痛みがあり、放置すると成長障害が起こる可能性があります。

③腱板損傷

⇒腱板（棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋）が損傷した状態です。

肩関節と腱板が衝突して起こるケガです。

過剰な肩の回旋運動によって生じ、痛みで腕が上がらなくなったりします。

悪化すると痛みで眠れなくなったり、腕を下す時にも痛みが出ます。

④肩甲上神経損傷

⇒棘下筋を支配している肩甲上神経が、投球動作（フォロースルーの腕を振り下ろす動作）の繰り返しにより

引っ張られたり、圧迫によって起こる損傷です。

肩の後ろ外側に痛み、しびれ、疲労感があり、肩甲骨の山が目立つようになります。

テニスやバレーボールなどにも起こります。

⑤ルーズショルダー

⇒動揺性肩関節症と言われ、生まれつき、肩関節の靭帯、関節包などが緩い状態です。

投球動作を繰り返すと周囲の組織を損傷してしまい痛みが出ます。

肩の不安定感や脱力感、肩が抜けそうな感覚があることがあります。

野球などの方の痛みは、様々な原因があります。

それにより施術方法も変わってきます。

少しでも違和感があれば、悪化する前に近くの整骨院・接骨院で

施術してもらうのがおススメです(^▽^)/

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